「いばらき童子」さんが畳縁になりました!


茨木市で生まれ育った私が、昔から大好きなキャラクター「いばらき童子」さんで何か創れないかな?との思いが数年経ち・・・。やっとの思いで今回「いばらき童子」さんをデザイン化した畳べりからミニ畳を作ってみました。


じゃんけんぽん!


加工前の「いばらき童子」畳縁
加工前の「いばらき童子」畳縁
アジアン風?いばらき童子
アジアン風?いばらき童子

いばらき童子ミニ畳 
いばらき童子ミニ畳 
さいしょは、ぐー
さいしょは、ぐー


見たことありますね~


ところで民話「茨木童子」のお話をご存知ですか?

「茨木童子」は茨木市に古くから伝わる民話で、要約すると・・・

床屋の前に捨てられた赤子(以下童子)が床屋の親方に育てられたというお話。童子が5、6歳ともなれば大人もしのぐ体格となり、近所のがき大将となったが、床屋夫妻は童子をほとほともてあました。そこで床屋の仕事を教え込むことにした。ある日童子がかみそりで客の顔を剃っていたとき、誤って手を滑らし客を傷つけてしまった。あわてた童子は、吹き出した客の血を指で取り、ペロリとなめた。一度血の味を知った童子は、その後わざと客に傷をつけてはなめるようになった。薄気味悪がった客は、この床屋に誰も来なくなり、店はさびれてしまった。ある日床屋の親方は童子を自分の部屋に呼び、店がさびれたのはお前のためだと小言を言った。

翌日童子は顔を洗うため、近くを流れる小川に行き、昨夜は親方にひどく叱られたことを思い浮かべつつ土橋の上からしげしげと川面を見ると、水鏡に映った自分の顔はなんと鬼の相を示していた。童子は驚き、そのまま店には戻らず丹波の山奥に行ってしまった・・・。 

要約すると、まあこんな感じです。少し怖かったですか?

参考文献:東實文男さんの本「茨木に埋もれた日本史」より引用いたしました。